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西村 慎太郎

■略歴■
高校時代、両親の離婚を機に「どこでも働ける力を身につけたい」と思い、海外勤務を志向。 また、大学時代の恩師より「人に関する仕事こそ文系の我々が貢献できる」と薫陶を受けました。

就活時に現プライム企業の超大手企業と中小企業で内定をもらうも、早く海外勤務の機会を得るためにあえて中小企業の日系グローバルニッチメーカーに入社。
新卒2年目に運よく夢が叶い、その後タイとシンガポール海外駐在を経験。

この海外勤務中に会社の2代目創業者、大富豪の運転手をすることに。
運転手をする中で大富豪と様々な人とのコミュニケーションを通じて大富豪ならではのリーダーシップ、人間関係の考え方、気遣い、行動力、決断力などの神髄を体感。

帰国後、かねてより希望していた人事部門に配属。 そして会社の業績悪化によりリストラを3年連続実施。 大富豪のような経営者はどのような考え方をしているのかをさらに知りたく、経営者・経営幹部に特化したエグゼクティブサーチ事業を行う人材会社に入社しました。

2社目では人材エージェントとして200名以上のエグゼクティブやリーダーと面談。
日々お会いする方々から「経営」「事業」「リーダーシップ」を教わりました。
そして面談を通じて自らの強みを虚心坦懐に見つめ直し、自身の得意とする人事領域にてキャリアを積むことを決断し現職に入社。

現職ではコンサバティブな医療系の製造とITを開発する企業の人事として人材エージェント経験を最大限に発揮し中途採用で社長賞を受賞。現在はタレントマネジメントシステムを用いた人事DX推進を担当しております。

キャリアについて

「若いうちは修行」と思い、1社目在籍中に経営企画/生産管理/営業管理/総務/人事を経験しました。
ポジティブにとらえると若い段階で様々な経験ができました。 しかし、1社目の会社が毎年リストラを断行。 この会社が倒産した場合を考えたときに私のキャリアに専門性がないことに気づきます。 この時にはじめて私はキャリアを会社まかせにしていたことに気づきました。 初めての転職活動は専門性がなかったため「いかに職務経歴書をうまく魅せるか」これを四六時中考えてました。 この経験を通じて自分自身の転職活動を通じて専門性の作り方やキャリアの魅せ方に向き合うようになりました。

リーダーシップについて

2社目ではリーダーの皆様よりお話をお伺いする機会に恵まれました。 転職を支援する中で気づかされれたのは転職を成功させている人にある共通点があることです。 それは一言でいうと「リーダーシップ」です。

そして現職の人事として候補者と面接を繰り返す中で、必ず確認していることがあります。 それも一言で言うと「リーダーシップ」です。

それぞれどのようにしてミッションをやり抜き、周囲を巻き込み、成果を出し組織に貢献したのか。 業界や役職の有無、管理職であれ専門職であれ必ずお伺いしております。

大富豪について

思い返せばこの大富豪はカリスマ型のリーダーシップを発揮しているわけではありません。 しかし、経営者としての事業構想力、決断力、学び続ける力が高く、 とりわけ人の気持ちを読み相手を動かす力は一頭地を抜いておりました。 私は大富豪と親しくした中でリーダーとしての価値観をインストールすることができました。

面接対策/職歴書添削をはじめたきっかけ

現人事・元転職エージェントとして中途採用・転職相談の面談を500名以上の方と行ってきました。

その中で強く感じたことがあります。
それは
「もったいない・・・」
「しっかり対策すれば違う結果になったかもしれない・・・」
「自分の人生を変えるかもしれない面接なのに候補者がこの状態で面接を受けるとは・・・」
なぜこのような状況になるのか。
それは面接の対策の仕方がわからないからです。

転職エージェントはもちろん職務経歴書の書き方のアドバイスできます。
面接の対策も行えます。
ただしそれは一部の転職エージェント、または一部の候補者に限られるのが実態ではないでしょうか。

そんな中、金曜日夜にプライベートで私に非常に近しい人からの連絡がありました。
非常に暗く、意気消沈しておりました。
実力があるにも関わらず会社の制度の都合上全く昇格できず。

過去全く転職活動をしたことがないが転職をしたいとのこと。
ここから転職相談が始まりました。

応募先はリファラルで決まっていたが面接や職歴書をどのように書けばいいのかわからないので、3週連続で週末話をしました。
まずは転職理由が妥当かどうかから。
それから応募先の業界や企業の理解。
その応募との力関係の把握。
それらを踏まえた上で1次、2次、最終面接の位置付け。
転職理由とやりたいことの伝え方。
成果の出し方の伝え方。
本人が会社にどうコミットしたいかの確認とその伝え方。
そして希望年収の考え方の伝え方。

本人が細かい疑問を全て解消しようとみっちり話をすると 会話した時間はトータルで最低でも6時間以上。
結果は準備してきた内容通りのやりとりが面接でも行われ、 最終面接では高評価で内定となりました。
日系から外資系への転職で、希望年収通りとはならずとも応募先企業の事情を鑑みると
これ以上はない待遇となり、結果として年収は1.5倍に上がりました。 (転職先が日系の場合は年収UPのケースは少ないことを正直に共有します。)

転職後、彼女の能力が十二分に活かされ仕事も人生もとても充実している様子でした。
彼女のように人生を変える体験を一人でも多くの人にしてもらいたい。 そのために転職相談サービスを立ち上げました。

実力を客観視することの大切さ

正直に告白すると、私が初転職するまでは人生頑張れば何とかなると思い込んでました。
第一希望の大学に入り、浪人時代からの夢だった海外駐在も社会人2年目で果たしました。
1社目では誰の目から見ても明らかに出世コースに乗ってました。

大学生時代では経営学のゼミに入っていたこともあり社会人生活を続ければ続けるほど人のポテンシャルを活かすことに興味が湧き製造業から人材業界へ。

そして営業も未経験でしたので初めての転職先は異職種、異業界でした。

自分の人生の全てを賭ける意志で入社しました。
結果、1年半で退職し、人事の職種に戻りました。

成果が全く出ていなかったわけではないのですが出ているか出ていないかと言われたら出ていない方。
自分の力を過信していたと言うわけではないのですが世間知らずであったことは厳然たる事実。
自分の力を客観視できていなかったことに入社して半年してようやく気づきました。

この2社目の人材会社では社長や上司をはじめ周りの方には本当にお世話になりました。
今でもとても感謝しております。
今の私があるのは間違いなく直接お会いした経営者、リーダーの皆様や職場の皆様の厳しくも温かいご指導ご鞭撻のおかげです。

一般的に異職種、異業界の転職は「難易度が高いからお勧めしない」と言われております。
実感としては全くダメというわけではないが積極的にオススメはできない。。
それが仮にどれだけの意思を持っていたとしても。

つまり、ここで申し上げたいのは自身の力を客観視するとはとても難しいです。
成長するにはジャンプが必要ですが、どの程度ジャンプしたらいいのかは見極めが難しい。
初めての転職であればなおさら。

客観視するには利害関係がない第三者からの、それでいて失敗経験のある人からの岡目八目なアドバイスが必要ではないでしょうか。

最後に

「自分が正しいと思った事をやる勇気が大切」
これは大富豪から学んだことの一つです。

人は思っている以上に 人のことを気にしておりません。
つまり仮に自分がキャリアで悩んでいたとしても
残念ながら周りの人は自分以上には興味関心がありません。

だからこそ自分がモヤモヤしていることは
自分から能動的にアクションを取ることが大切です。 自分のことを可愛がってあげれるのは自分だけです。

現状を変えたいと思っているのであれば
ぜひ勇気を振り絞りませんか。

興味のある方はぜひ気軽にLinkedInまたはXよりご連絡ください。
あなたからのご連絡、お待ちしております。

2022年10月20日