面接対策/職務履歴書添削

転職回数に適正値?多すぎても少なすぎてもダメなのか

2022年9月11日

転職回数が気になる方が日系企業に転職をする場合、転職をどのように考えればいいのでしょうか。
年代別留意点を考えてみました。

20代の方は転職回数は2回までなら採用に影響無し

次の転職が3社目になる転職で20代の転職を終えられれば転職回数は問題になりません。
初転職はポジティブにもネガティブでもどちらでもない印象です。
また、短期離職も一度であり理由が明確で再現性が無ければ採用側は特に気にしません。
ただし短期離職が2社連続の場合は年齢が若くても企業側は足踏みしてしまいます。

30代の方は転職回数が3回までなら採用に影響無し

35歳以降で転職経験無しの場合は少し採用をためらいます。
1社で10年以上在籍という事実は転職先に順応できるのか、という懸念点を生じさせます。
どのように懸念点を解消するかがポイントです。
偉そうなことを書いてますが私も30代で3社経験です。
仮に今転職するとなっても転職回数自体は不利に働きませんが、後が無くなります。
(転職する予定はございません。)

40代の方転職回数が4回までなら採用に影響無し


初転職であればなぜこのタイミングでの転職なのかが問われます。
つまり「そのまま残るという選択肢もあるのではないか」と思う面接官が増えてきます。
そして転職経験組は転職回数というよりも、それぞれの企業で成果を出せたのかにポイントがシフトしてきます。
なお、転籍は転職回数としてはカウントしないで計算します。
本人都合の要素が非常に少なく業務の継続性があるからです。

まとめ

ポイントは「在籍中の企業で仕事をやり切って転職しているか」です。
そのやり切るために必要な期間を年代別に計算すると大体上記で記載した転職回数となります。
30代は転職回数と成果のバランスの見極めが難しい年代と感じています。
言うまでもありませんが、上記はあくまで目安です。
実際の判断は本人の目指すキャリア像、転職理由、受け入れ企業の転職回数の許容度により大きく異なります。
そして、本来であれば
「転職回数と年齢に過度にとらわれず、本人の志向と実績と人柄が企業のニーズにマッチすれば企業で重責を担える。」
このような寛容な社会が理想だと私は考えています。
人がイキイキと活躍できるように、また多様性を認める人や組織が少しでも増えるように微力ながら意見発信を行う次第です。

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