面接対策/職務履歴書添削

自己PRの「変化対応力」には魅力を感じない?採用現場では何が起きているのか

2022年9月11日

転職して活躍できる人として「変化に対応する力がある」と聞いたことはありませんでしょうか。
私には不思議とこの言葉には魅力を感じておりません。なぜかを考えてみました。

リーダーシップ

採用において欲しい人はリーダーシップのある人です。
リーダシップの必要な要素は「描く」、「決める」、「やり切る」、「周囲を巻き込む」ことです。
つまり変化の文脈でいうならば変化を起こす力のある人です。

対応とは

対応とは受身的概念であり、変化が外部からやってくるものという意味が前提にあります。
変わっていく社会に対応するという受け身発想ではなく事業や組織を自分で変化させる人が求められます。

企業の認識

リーダーとは和を尊ぶ人ではなく成果を出してくれる人です。
しかし、このように採用企業の窓口、幹部、経営者は思っていてもメンバーが同様であるかどうかは別問題です。
メンバーも成果出すことに価値を感じているかが大切です。
この点を無視して周りを巻き込むことは難しく、メンバーのペースに合わせながらもうまく巻き込むことことも含めて変化を起こすということになります。

まとめ

「変化対応力」を過去に自己PRにしていたのは他の誰でもない私です。
もしかしたら2010年以前であれば、この書き方で良かったのかもしれません。
しかし今の私が読んだらやや物足りないなと思っております。
事業変革のスピードが上がると共に求められているリーダーシップが変わってきているからです。

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