面接中に面接官として退職理由を聞かれるときは妙に緊張感が高まりませんか?
退職は採用という組織と一体となるということと真逆の内容であり、この理由次第では仮に良い人を採用しても退職する可能性があります。
つまりこの瞬間は面接の合否を決める上で重要ポイントの一つです。
この時の面接官の気持ちがわかれば応募者も回答しやすいものです。
退職理由を聞く瞬間はどんな気持ちなのか分析してみました。
想定
面接官は退職理由を事前に想定しております。
そして、書類を合格にするということは回答次第では内定する可能性があり、合格できる範囲内において想定通りだといいなという期待を持っております。
そしてのこの想定の精度は面接の経験を積み重ねれば上がってくるものです。
不安
想定外の発言があったらどうしようという不安もあります。
当然、採用しても再現してしまう退職理由の場合は採用を見送ることとなります。
また、面接官によって許容範囲が異なるため経緯をしっかり把握しなければならないという意味でも重圧があります。
虚心坦懐
先入観を抜きにして目の前にいる方のあるがままを聞く気持ちを持つように心がけております。
目の前の方がいかに良い人であっても、会社に利益をもたらす人かどうかを見極めなくてはなりません。
逆に妙な先入観を持って人を決めつけないような謙虚な姿勢を持つようにします。
まとめ
候補者も緊張しますが、面接官も多かれ少なかれ緊張します。
私が面接をする場合は面接開始10分程度したら退職理由を聞き、面接の方向性(OKなのか、NGなのか)を早めに出してしまっています。
いつまでの虚心坦懐にお伺いする姿勢を忘れないようにしたいものです。