面接対策/職務履歴書添削

最終面接では何を話しているのか

転職において数々の最終面接に同席しました。 最終面接ではどんなことが話されているのでしょうか。
1次面接、2次面接とは異なり「人それぞれ」なのですが抽象化するとこんな感じだと思ってます。

思想の淵源

判断するために必要な情報はほぼ集め終わっております。
そこで、最終面接ではそもそもなぜ会社の理念に共感したのか、
その共感するきっかけとなった個人の強い想いや
その出来事があった時の詳細な心情などの話が多いです。

つまり1次面接や2次面接では確認しきれない細かいが重要なこととも言えます。

過去の面接を振り返っても
ご縁のある方はこの内容をキッチリと企業へ伝えられてます。
逆にご縁のない方はこの内容を伝えられず、面接後の反省会で
「本当にこの人大丈夫?」
となります。
※もちろん思想の淵源とは「好きな思想家は?好きな本は?」とかそういう話ではありません。

オフレコ情報

応募者、企業側、双方における「ここだけ話」があります。
社員には公には話せる段階または内容ではないが、お互いのために知っておいた方が良いことをコッソリ共有します。
この話をするということは選考というよりは応募者を一人の人間として見るようになります。
つまり損得勘定抜きにお互いを尊敬するようになります。
話を切り出すのは応募者からの場合もありますし、企業側からの場合もあります。

人を動かせる人かどうか

人は論理だけでは動きません。
正論を伝えるのみではなく人の心を動かせる人でないと
外様から入ってきて力を発揮するのは難しいのです。
オンラインでの面接は情報の共有はできても通常は感情(喜怒哀楽)の共有は難しいものです。
そこで、対面で面接をすることで人と感情を共有できる人かどうかを確認します。

まとめ

良い最終面接であればあるほど
心情的にも機能的にも一緒に働きたいと思う人のために
「少しでも応募者の希望に沿うようにしてあげたい」
と面接官は思うものです。

そして
「外部にはこんなに素晴らしい人がいるのにウチは大丈夫か?」
と口に出さないまでも面接官は思うものです。

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