新型コロナによる様々な制限が解消方向に向かっている中、採用プロセスの中で会食面談が復活しているのだと思っております。
ちなみに私は前職に入社する際に会食面談を実施しました。
会食での会話に集中するために気をつけておくべきポイント食事のポイントを私なりにまとめてみました。
メニュー
基本的には会話に集中するためコース料理が選ばれます。
メニューに従って食事をすれば良いため食事選択については悩む必要はございません。
会食面談の場合は基本的には企業が負担します。
そのため、他人がお金を払う食事の場合、基本的に自分にメニューの選択権はないと心得るべきです。
また仮にコースでない場合はメニューをその場で選ぶこととなります。
万一自分がメニューを選ぶ場合はメニュー選びに時間をかけるべきではありません。
そして過度にお金がかかるような選択もすべきではありません。
補充
採用が決まっていないのであくまでお客様として扱われます。
しかし、立ち位置としてはお客様ではなく本質的には対等です。
社会人のマナーとして目の前の方のビールやウイスキーが空であれば継ぎ足しましょう。
相手の飲み物が無くなれば追加で飲み物が欲しいか確認し、店員を呼びましょう。
餃子のタレがなくなったらラー油とお酢と醤油を渡しましょう。
注文が遅かったら催促しましょう。
このような地道な姿勢が
「入社後はこのような形でメンバーと馴染んでくれるのだな」
と今後のご活躍を想起させられます。
気持ち良く綺麗に食べる
無理をしてまで全て食べ切る必要はありませんが気持ちよく綺麗に食べましょう。
人によっては食材アレルギーもあります。
率直に伝え、決して無理することのないようにもしましょう。
食は好き嫌いが非常に現れる領域です。
「仕事とは関係がない」と言えばその通りですが「この人と一緒に働きたいか」という感情が畢竟採用を決める大きなポイントです。
医師の指導に基づく食事制限であれば話は別ですが間違ってもダイエット中だからといって
「あれは食べません、これも食べません」
という態度は取るべきではありません。
「普段はダイエット中ですが今夜は特別です!」
とでも言い関係性を深めることを最重要視していることを伝える場ではないでしょうか。
応募者も企業側ももしかしたら自分たちの人生を変えるかもしれない大切な日なのですから。
つまり自分の都合を優先するのではなく目の前と同じものを一緒に食べ、気持ちを分かち合うことに注力すべきです。
ちなみに私は幸運にも食べ物で食べれないものはありません。
食べ残しを嫌う大富豪からは食べ残し回避要員としてよくプライベートの食事に呼ばれておりました。
まとめ
会食、寝技を駆使した百戦錬磨の営業の方であれば当たり前すぎる内容かもしれません。
しかし面接を受ける方はそのような方ばかりではないと思い書いてみました。
そしてコロナ前は世界中のあらゆる場所でこのような会食が多かったのではないでしょうか。
他方、
「完全リモートワーク」
「SaaS型ビジネスによるオンラインでの営業」
等が益々増加しております。
もしかしたら私が今回投稿した内容を読んでもピンと来なくなる方は増えてくるかもしれません。