いわゆる転職エージェントについてですが
「業界的に優れた転職エージェント＝私たちを受からせてくれるエージェント」というわけではありません。
業界的に優秀な転職エージェントとはどういう人なのでしょうか。
素晴らしい案件を多く所有する
企業からの案件を多く持つ方には多くの相談者が集まります。
その中でも案件の特徴を挙げるとすると、年収が高い、極めて重要なポジション、他のエージェントが扱わない案件です。
これらの要素が兼ね備わると希少性の高い案件となり、
「このエージェントにぜひお願いしたい」
ということになります。
当然、そのように思われるためには人から頼られる「何か」をそれぞれ持っております。
その「何か」こそが強みの源泉です。
内定に対して最短距離でのコミュニケーション
無駄なコミュニケーションが無い、もしくはあったとしても僅かです。
多くの方とやりとりをしているので経験的にどのようなやり取りがポイントになるかがわかっております。
そして相談する方もそれなりにご多用であり、重役を担う方が多いです。
転職エージェントからするとその方々に貴重なお時間をいただいてやり取りをすることになります。
無駄なやり取りはせずに要点のみを伝え必要に応じて内容をプラスするコミュニケーションとなります。
人の言いなりにならない
いわゆるアサーティブなコミュニケーションを取ります。
もちろん相談者にだけではなく企業に対しても同様です。
相談者と企業の想いも大切にしますが、
転職エージェントが持つそれぞれの課題を解決する視点とお話をお伺いする中で生じるインスピレーションも同様に大切にします。
「企業側がああ言ってたから・・・」
「応募者がこう言っていたから・・・」
このような言い方は決してしません。
言うことそのものを受け止め、決してそれを鵜呑みにはせずにその発言の裏にある意図を汲み取った上で相手側へ伝えます。
まとめ
上記の通り、私の考える業界的に優秀なエージェントとはあの手この手を使って相談者を受からせてくれる人ではありません。
むしろ自らの力で受かろうとする人に対して損得を超えて支援をする融通無碍な転職エージェントです。
これらの内容を知った上で転職エージェントとやりとりをすると腑に落ちる点は多くなるのではないでしょうか。