二次面接以降でお見送りになる3つの特徴

中途採用で一次面接を通過して二次面接でお見送りになる方はどのような方なのでしょうか。
私は人材の募集から一次面接、二次面接、最終面接の同席、入社後のフォローアップ面談まで行っております。
つまり私が候補者に対して一貫して対応をしていたのですが基本的には下記のようなケースで実務を行ってました。

絶対的

一次面接に合格するということは転職理由や志望動機、実績、人柄が一定程度問題ないと判断したということです。
しかし中途採用のハードルは決して低くはありません。
中途入社の方には社内で解決できない課題を社外の方に解決することを期待されております。
正直に告白すると、ポジション、年齢に比して「この発言/内容の伝え方は押しが弱いよな・・・」というケースが多々あります。
つまり実績は問題ないのに当日の心掛け次第でOKにもNGにもなるケースがありました。
私は面接官という立場であり、二次面接に推挙する立場でもあるので「もったいないな・・・」と歯痒い想いを何度もしております。

相対的

同時期に複数の候補者が面接を受けており、その候補者との比較でNGになるパターンです。
ケースとしては一応あるといえばあるのですが、毎回相対的に決めているわけではありません。
やはり特にポジションが上がれば上がるほど絶対的な視点で判断します。

案件クローズ

滅多にないのですが採用が停止するケースがあります。
実は面接を進めていくうちに時間が経ち、当初採用を計画していた時と事情が変わる場合です。
こういう時こそ様々な対応が起こり得ます。
私の場合は率直に案件がクローズしたことを打ち明けて真摯に謝罪することにしてます。
別の理由を伝えるという方法もあるのですが、やはりどこかに矛盾が生じます。
それは会社に対する不信感に繋がりかねないと思ってます。

まとめ

主には上記3つのパターンに集約されるのではないでしょうか。
1番多いのはやはり絶対的に採用基準を満たしているかどうかです。
現職で人事をしている中で候補者がもう少し気をつけていれば結果が変わるケースがよくありました。
足りないのは自信、自分を信じることです。