会社がいつ倒産しても問題なし?職務経歴書に力を入れない人の特徴とは?
職務経歴書の更新に着手しなければならないと頭では理解していても始めるまでは億劫ではないでしょうか。
なぜこのようなメカニズムが働くのでしょうか。
時間がない
物理的に時間が無いことが考えられます。
残業、育児、資格勉強、業務に必要な勉強、Instagram、Twitter、LinkedIn。
残業代がきっちり発生する一般社員の方であれば更新を先延ばしにしがちです。
なぜなら残業することが収入を得ることに直結しており、危機感が醸成されずらいからです。
更新のやり方がわからない
更新と一言で言ってもどの部分をどのように更新するのかがわからない場合もあります。
「人生100年、これからについても考えましょう」
「企業はいつどうなるかわからないのでいざという時に備えて自分を商品だと例えて企業に売り込めるようにしましょう」
これらの概念は理解できますが具体的なやり方となるとネットには総花的な情報しかないのではないでしょうか。
「職務経歴書の書き方」のビジネス書にも踏み込んで書かれている本はありますがそもそもその情報にたどり着くのには試行錯誤しなければなりません。
また、大手人材会社でスポットで職務経歴書の講座が無料で開催されておりますが、あいにく不定期開催です。
苦痛
職務経歴書の更新とは自分と向き合うことです。
多くの方は自分の評価は周りから見た時と比べて1.3倍増しとなります。
その自分を客観的に見ようとしたら、すなわち1.0倍で評価しようとすると自分の想定評価よりも現実が低いことが明るみに出ます。
これは自分の評価を下げることになる、つまり自分を否定することにもなります。
自己否定とは多くの場合辛いものです。
そして、この否定に引きずられてしまうと「あの時もダメだった」「この時もダメだった」最終的には「私はダメだ」と負の連鎖が無意識に起こってしまいます。
これを避けるために更新から目を背けます。
まとめ
億劫という現象を分解するとこのような内容になるのではないでしょうか。
漠とした大きな問題は要素分解するに限ります。
時間が無い場合は例えば残業をしないと覚悟する、更新のやり方がわからないなら人に聞く、苦痛であれば褒めてくれる人と話すなど何かしらの対策と合わせれば自分と向き合えるのではないでしょうか。